家族の眠るお寺では毎年6月1日に”施餓鬼”があります。
子供の頃祖母に手を引かれて一度だけ訪れた施餓鬼会は真夏のジリジリと暑い日でしたが、
今日は風も爽やか、施餓鬼会日和?です。
”施し”というとなんだか偉そうな気がして、するのもされるのもなんとなく抵抗がありましたが、
今日伺った”和顔施”ということばが心に残りました。
これなら、”施”アレルギーなく心がけたい。
ご詠歌、読経、仏具をすり合わせる音、堂内に漂うお香のかおり、外からチュンチュンと鳥の声、
そして頂いてきたお弁当。
信心という意味ではお寺が縁遠くなることも多いですが、
五感にはたらくこんな一日もたまにはいいなぁ。